当院に来院される交通事故の患者様にも様々な症状の方がいらっしゃいます。

その中でも、いっけん交通事故による症状とは思われにくい症状が現れている方も数多くいらっしゃいます。

 

例えば、目の症状です。

目が疲れやすくなったりとか、もともとアレルギー性結膜炎で涙が出やすかった方が事故以降に症状がひどくなったという例もあります。

他にも、めまいや吐き気などの症状が出てくる方もいらっしゃいます。

なぜ、事故によってこのような症状が出現するのでしょうか。

 

原因の一つがムチ打ち症。

交通事故を起こすと、様々な怪我がありますが一番多いのが「ムチウチ症」です。

皆さんも一度は聞いたことがあると思います。

実は、ムチウチがめまいや吐き気、さらにはアレルギー性の症状に関わってきているのです。

 

そもそもムチウチとは正式な傷病名ではなく、「頚部捻挫・頚部挫傷」「外傷性頚部症候群」といいます。

ムチウチが悪化すると、自律神経系の症状が現れるのです。

そもそも背骨は脳から出ている中枢神経の脊椎を収納しているところで、そこからお身体の末端にまで伸びる神経を出しています。

いわば、ほぼ全ての神経の出入り口というわけです。

中には、例外の神経もあります。

背骨が曲がって歪んだり背骨についている筋肉や靭帯が硬くなってしまうと神経を圧迫してしまいます。

 

自律神経は、お身体を活発にさせる交感神経とリラックスさせる副交感神経のバランスを自動的にコントロールしながら体を支配しています。

自動的にコントロールを行っているのが、脳と脊椎の中間部分の脳幹というところです。

この脳幹は後頭骨から第二頚椎の部分に収まっているのですが、ムチウチになるとその部分にズレが生じるなどの異常が起こり脳幹に対して十分な血液量を供給できなくなります。

そうなると、コントロールがうまく働かなくなり自律神経の乱れからめまいや吐き気、免疫機能の異常が起こりアレルギーがひどくなることもあります。

 

さらに、自律神経の乱れはストレスによっても起こりやすいので、交通事故の症状が長引いてきて焦りを感じ始めたりすることもお身体に悪い影響を与えます。

交通事故治療は、症状の程度によってはすぐに状態が軽快していきずらいこともあります。

それでも、根気強く治療をしていけば必ず改善していきます。

私たちも患者様が不安を感じないようしっかりとサポートさせていただいています。

 

交通事故の後遺症などでお悩みの方も是非一度お越しください。

その症状は頚椎のズレが原因かもしれません。