①頚椎捻挫型

頚部、項部筋繊維の過度の伸長、部分的断裂から、前後縦靭帯、椎間関接包、
椎弓間靭帯、棘間靭帯などの過度の伸長、断裂、出血などを含む段階のものです。

頚部筋、項部筋、肩甲部筋などの圧痛、頚椎運動制限、運動痛を主症状とします。
神経症状は認められないか、部分的もしくは一過性のものである。

むち打ち症の約8割が頚椎捻挫にあたります。

②根症状型

頚部神経の神経根症状が明らかなものです。捻挫型の症状に加え、末梢神経分布に
一致した知覚障害及び放散痛、筋力低下、反射異常、神経根症状誘発テスト陽性の症状を示します。

発生機序は
外傷による椎間孔内出血、浮腫などが神経根を刺激すること
椎間板損傷によって二次的に椎間板が突出し神経根を圧迫すること
受傷前から存在する変形性頚椎症骨棘が受傷を機に神経根を刺激すること
椎間関節の椎間孔の極小化、ルシュカ関節の骨棘形成、
または骨折による神経根の圧迫刺激などによるとされています。