交通事故の衝撃によって起こる頚部や肩部、背部の痛みを総称し【むちうち症】【ムチウチ症】【むち打ち症】と言いますが、病院や整形外科などで診断を受ける【外傷性頚部症候群】と【むちうち症】は具体的にわけると少し意味合いが違います。

しかしわかりやすくするために今回は同じものとして話しします。

【外傷性頚部症候群=むちうち症)】は症状や状態によって5つの型に分類する事ができます。

外傷性頚部症候群(=むちうち症)は基本的に交通事故による衝撃によって身体に負担がかかり怪我をおこした状態です。(主に頚椎損傷が多い)

交通事故による衝撃や外力によって本来関節が持つ範囲以上の動きを強制されることで、筋肉や靭帯、神経や血管や軟部組織など損傷します。

この衝撃や外力の強さによって引き起こされる症状は変わってきます。

重篤な骨折や脱臼などを起こし脊髄損傷を引き起こす場合もありますので安易に考えることはいけません。

交通事故による怪我はすぐに症状が回復しないことも多く、後遺症を残すこともあるためしっかりとした治療を受けることが必要です。

交通事故の衝撃の強さや個人の体質や筋力、年齢などによって損傷具合が変わったり、回復までの期間に差が生じます。

外傷性頚部症候群(=むちうち症)の分類

①頚椎捻転

頚椎捻転は最も発生頻度が高い損傷です。

交通事故による衝撃で首の関節(頚椎)の捻挫を引き起こしたものです。
頭が鞭のようにしなり関節の動きを強制されることによって、首から肩・背中にかけて付いている筋肉や靭帯などの軟部組織が瞬間的に引き伸ばされ損傷します。

状態は引き伸ばされた外力によって異なります。

早ければ数週間で回復しますが、重い症状の時は1年ほどかかる場合もあります。

後遺症を残すこともあります。

病院や整形外科、整骨院(接骨院)など受診される方の多くはこの頚椎捻挫です。

②バレリュー症候群

交通事故の衝撃によって頚椎野中を通っている自律神経を損傷してしまう状態。

自律神経は交感神経と副交感神経のことを指します。

自律神経を傷めてしまうことで身体のバランスを崩れ様々な症状を引き起こします。

・耳鳴り
・めまい
・頭痛
・吐き気
・眼精疲労
・不眠
・倦怠感
・食欲不振

③頸髄症

交通事故の衝撃によって頚椎の骨折や脱臼を引き起こし脊髄損傷を起こすものです。

上肢の痛みやしびれ、頚部や後頭部痛、頑固な肩こり、手の脱力、腕の筋力低下、歩行障害、排尿障害等々が起こってきます。

④頚椎神経根型

交通事故の衝撃によって頚椎から出ている神経を傷めてしまう状態です。

主な症状は、首から肩、腕、手にかけての痛みやしびれがあります。

肩こりが強くマッサージしてもよくならないという人は、「頚椎症性神経根症」の可能性があります。

また神経のどの部分が圧迫されるかによって出てくる神経症状が異なります。

神経根が圧迫されると、その神経が支配している領域に症状が現れます。

上のほうの頚椎から出ている神経根には、頭部に向かう神経も通っているので、頭痛やめまいなどの症状が起こることがあります。

逆に手や指のしびれは、下のほうの神経根が圧迫されることによって起こります。

⑤脳脊髄液減少症(低脊髄圧症候群)

むちうち症で一定期間症状が変わらい時は、脳脊髄液減少症の疑いがあります。

学術的にはっきりといえない場合もあります。

交通事故の衝撃によって脳脊髄腔をおおっている硬膜に亀裂などが生じ、脳脊髄腔から脳脊髄液が漏出することが原因となるようです。

脳・脊髄周囲の脳脊髄腔には脳脊髄液が存在していますが、この脳脊髄液が持続的ないし断続的に漏出することによって減少し、頭痛、頸部痛、めまい、耳鳴り、倦怠感などの症状を訴える疾患です。

ひとつの特徴として症状が天候や気圧に影響されたり、身体を起こしていると症状が悪化し、横になると軽快する傾向があり、脱水でも症状が悪化する事が頻繁に見受けられます。

交通事故よる怪我といっても症状や病態は様々です。

病院や整形外科、整骨院でもその院によってむちうち症に対しての治療方針や治療方法は異なります。

治療内容によって治療期間も変わってきます。

一貫して言えることは、早期の回復を求めるのであれば、しっかりとした治療を早期に開始することが重要です。

佐賀県三養基郡基山町の多賀鍼灸整骨院では、交通事故治療を得意としております。

様々な検査を行い正確に症状を把握することが早期回復の鍵となります。

交通事故による怪我で佐賀県(鳥栖市、三養基郡)や福岡県(筑紫野市、小郡市、太宰府市、久留米市)でお困りの方は佐賀県三養基郡基山町の多賀鍼灸整骨院へご相談下さい。(相談無料)