加害者が被害者に対して損害賠償責任を負うことは明らかですが、実際には強制加入の自賠責保険の適応ごありますし、大部分の人は任意保険にも加入しているので保険金によって支払われることになります。自賠責保険では障害、後遺障害、死亡事故についてそれぞれ保険金の上限が決まっています。この自賠責保険の保険金額を超えた損害賠償額は加害者個人の負担、または任意保険により支払われることになります。

なお、自賠責保険は人身事故だけに適応され物損事故には適応されません。

自賠責法第3条では自己のために自動車を運行の用に共にするものはその運行によって他人の生命または身体を害した時はこれによって生じた損害を賠償うする責に任ずると定めています。

この自己のために自動車を運行の用に共にする者が運行共用者として損害賠償責任を負います。この責任は無過失責任とそれ運行共用者のほうで次のことを証明できない限り責任を負うことになります。

⓵自己および運転者が自動車の運転に関し注意を怠らなかったこと

⓶被害者または運転者以外の、第三者に故意または過失があったこと

⓷自動車に構造上の欠陥または機能障害がなかったこと

以上のことを証明できなければなりません。

では損害賠償は誰に請求できるのでしょうか?加害者が事故を起こした時の運転行為が使用者の業務の執行中になされた場合には使用者が加害者とともども損害賠償責任を負わされることになります。

加害者が運転していた自動車が使用者名義であれば使用者は運行共用者としての責任を負わされますが、第三者名義自動車であれば使用者には自賠責法上の責任はありません。

ところが、使用者が運転者に対してある業務のために自動車を運転させていて交通事故が起きた場合には、運転者の直接の使用者だけでなく元請け、下請けの関係にあれば元請け会社にも、民法上の使用者責任があります。

 

加害者が未成年の場合損害賠償能力に欠けていることがほとんどです。また実際問題として、自動車の保有者のうち年齢層が低いほど交通事故に対する認識が希薄で任意保険に加入してない例が多く被害者が満足に損害賠償を受けれないのが現状です。

未成年といっても民法上は年齢が12〜13ともなれば一応は責任能力があるということになりその法定監督責任者には責任を問えなくなってしまいます。

交通事故にいざあってしまった時、パニックになってしまうのはみんな同じです。

何かお困りのことがありました当院に一度ご相談下さい。